« こんなトラブルが‥ | トップページ | 「情報産業と社会」の授業報告 »

日々勉強の毎日です。

教師歴20年ともなりますと、
本来の専門である「生物」の場合、
教科書の中に知らない内容があるということは
まずありません。
私の場合、一社の教科書の編集に関わっていますので
なおさらです。

教科書を読んで、教材研究する際には
明らかな間違いを見つけることもあります。
私の頭の中には、「私の生物学」があり、
各単元ごとのストーリーができあがっていますから
それと教科書の記述を比較し、
必要とあれば内容を補足したり、順番を入れ替えたりも
自由自在です。

プリントを使う必要はまず感じません。
頭の中に入っていますから、
資料的なものや、問題演習など
すべて板書できる範囲内で対処できます。
例外的に遺伝の分野だけは、
自分の作った冊子を単元の始めに配付して
授業で用いていました。

このように生物学の授業には
絶対の自信を持っている私です。
例えば、今、この単元の授業をやれと
でたらめに教科書を開けて指定されても
黒板とチョーク(できれば指示棒も)があれば
すぐに授業ができます。
そのレベルに到達して初めてプロといえると
私は思っています。
受験指導に関しても、どこの予備校のどんな講師が相手でも
負けないつもりです。

翻って、「情報」は?
到底プロどころか、アマチュアの域にもほど遠いなあと
つくづく思います。
基本的な授業技術そのものは、
長年の生物の授業で培ったものが生かせますが、
いかんせん、「情報」に関する
勉強量が絶対的に足りませんし、経験も不十分すぎます。

一番いけないのが、普通科の教師である私は
普通教科情報しか教えることがないだろうと
たかをくくっていたその心構えです。
今、猛烈に反省しています。

現職教員等講習会の講師を務めて、先生方に
普通教科のみならず、専門教科情報の免許を取っていただく
お世話をしておきながら、専門情報の存在を
意識すらろくにしてこなかった私なのです。

昨年度、異動する前から
東京砂防会館で実施される
専門教科情報の研究協議会に
参加させていただけることになっていました。

結果的に研究協議会の実施は、
現任校の嘉穂総合高校異動後でしたので、
期せずして、自分がこれから飛び込む専門教科情報についての
ホットな情報をふんだんに得ることができたのです。

春からは、ITシステム科の学科主任として
専門情報の授業でも中心にならなければいけないという、
言いしれないプレッシャーに押しつぶされそうになっていた私にとって
本当に得難い貴重な体験でした。

今、実際に専門情報の中の基礎科目である
「情報産業と社会」「情報と表現」の2科目を担当して
教科書の内容を下調べする際、
必ずいくつかは知らなかった言葉や内容が出てきて
長らく忘れていた新鮮な感覚が蘇ってきます。

今日の2時間目の「情報と表現」では、
画像ファイルの種類を取り上げました。
以下は、私が教材研究の際に教科書(実教出版「情報と表現」)の
内容をまとめたものです。
例によって、アウトラインプロセッサーを用いて講義・板書計画を立てています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

各ソフトウェア独自の画像形式
      ↓
標準規格とよばれている画像形式

1.BMP
BMP bitmap
一般的な画像の保存形式
圧縮していないため、ファイルサイズがもっとも大きい

2.GIF
GIF Graphics Interchange Format
インターネット上で使われる標準的な画像の保存形式
色数が最大256色
→イラストやカットのような画像に向く
 任意の1色を透明と指定すれば、画像どうしを重ねたときに
 すけてみえるトランスペアレント機能がある。

(a)インターレースGIF
はじめ画像全体がぼやけた感じに粗く表示

だんだん霧がはれていくように画像を表示
…画像ファイルをすべて表示する前に内容を
 だいたい把握できる。
 Webページによく使われる。

(b)アニメーションGIF
画像を1つのファイルに合体し、
一定のタイミングで順次自動表示し、
あたかも画像が動いているように表現
…画像に動きがつけられる
 インターネット上のWebページによく使われる。

3.JPEG
JPEG Joint PHotographic Experts Group
フルカラー約1,677万色を扱うことができる。
写真などの場合、ほかの形式よりもファイルサイズを
小さくできる。
国際標準規格として、インターネット上でも広く採用。
ディジタルカメラの画像記録は、JPEGを拡張した
Exifがよく使われる。

4.PNG
PNG Protable Network Graphics
インターネットで使うことを目的として作られた画像の保存形式
GIFにかわる次世代画像形式
フルカラーを超える、最大281兆色までの表現が可能。
GIF同様、インターレース表示が可能。
画像に複数の透明度情報をもたせられる。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この中で特筆すべきは、最後のPNGの色数最大281兆色ですね。
その桁外れな数字には本当に驚かされました。
PNGって、こんなにすごい規格だったのですね。
恥ずかしながら、今回教科書で学ぶまで、まったく知りませんでした。
自分自身のその驚きを、生き生きと生徒に伝えたつもりではあるのですが、
果たしてどうだったでしょうか。

導入部分で、Ver.3の時代から、私が十数年来使用している
Paint Shop Proというソフトは、
昔は画像変換専門のオンラインソフトであったという
話をしました。
変換ソフトが必要なぐらい、各社の規格が入り乱れていたという
事例を挙げたかったのです。

Paint Shop Proも今やVer.9の時代です。
フォトレタッチ機能も十分備え、
今や画像関係の統合ソフトといってもよいレベルになりました。
以前の軽かった時代を知るものとしては、
立ち上がりの段階から少々重くなり、
むしろ使い勝手は悪くなったように感じます。

先日、市川ラボラトリーさんの若手の営業マンの方が
学校に説明に見えました。
私が「デイジーコラージュ」の方はよく使うが、
「デイジーアート」の方はあまり使っていませんと
電話で話したことがきっかけだったようです。

1時間ほど、改めて説明を受けてびっくりしたことが多々ありました。
「デイジーアート」の最新版の7って
たったの15MBのサイズなのですね。
それでいて、Photoshopに勝るとも劣らない機能を備えているのですから
すごいなあと思います。
さらには、
・修整履歴を完全に含んだ形で保存ができる
・透明色を塗るという概念で画像処理ができる
・解像度を変換し、拡大してもリアルズーム機能でギザギザが目立たない
などといった独自の機能も満載です。

これからは、個人レベルで画像処理する際に
「デイジーアート」を大い活用したいという気持ちになりました。
まだまだ、日々これ勉強です。

|

« こんなトラブルが‥ | トップページ | 「情報産業と社会」の授業報告 »

「専門教科「情報」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142253/6214229

この記事へのトラックバック一覧です: 日々勉強の毎日です。:

« こんなトラブルが‥ | トップページ | 「情報産業と社会」の授業報告 »