2007年1月10日 (水)

コンピュータデザイン授業(H181020)公開いたします

先日6月7日に実施しました2年生対象「性教育講演」の内容を録音したものを
mp3ファイルにしました。興味のある方は,ダウンロードしてお聴きくださればと思います。
→リンク先 「性教育講演」 ファイル「性教育講演H180607.mp3」

「生物教師の作品集」『いのちのエイズ教育』(完全収録済)は,こちらです。

「生物教師の生物学講座」(ユニークな言葉づかいによる生物学の解説)は,こちらです。

昨年10月20日(金),九州工業大学情報工学部の先生より,「情報」の教員免許取得を目指す学生さんに授業の模範として見せるために,ビデオ撮影させて欲しいという申し出があり,快くお受けいたしました。授業をお互いが見せ合うことで,技術を高め合うことの重要性を日頃から訴えておりますし,「情報」の授業を座学でも十分展開できることを示したかったからです。

授業は,2年生普通科情報総合コースアート系選択者16名(男子2名,女子14名)に対する「コンピュータデザイン」の授業です。詳しくは,下記リンク先に約130MBのwmvファイルとともに,指導案のpdfファイルを置いておりますので,指導案を印刷したものを手元に置いて,授業のビデオをご覧いただければと思います。当日の生徒の授業ノートにつきましては,追って同じページに置くようにいたします。

ダウンロードサイト → 「コンピュータデザイン」授業ビデオと指導案

数研出版社情報誌i-Net18号に寄稿した文章をお読みになった複数の方から,ラジオ出演の内容について問い合わせがありました。当日の収録内容を上記の場所に一緒に置きますのでよろしければお聴き下さい。

授業をご覧になった九州工業大学情報工学部の先生の感想です。

教科「情報」のベテラン先生の講義を撮影させてもらっています。
教職科目の教科教育法(情報)を受講している学生に見てもらうためです。
10 月20 日(金)は,嘉穂総合高校に行き,倉光先生の「コンピュータデザイン」の授業を見学させていただきました。
久しぶりに,すばらしい授業を見たように思いました。
まさに,授業の中身で「高校生を引き付け,かつ考えさせる」授業展開でした。
倉光先生が問いかけるまでもなく,生徒から,
自然と質問が出たり,考えついたことを発表したりと,
座学でありながら,インタラクティブな授業を実践されていました。
さっそく,先週の教科教育法(情報)の授業で学生に模範授業として見せました。
倉光先生,有難うございました。

ひと足先にビデオをご覧になった,ウェブディレクタを仕事とする方の感想です。

「観察してみよう」ですね。私は仕事ではウェブディレクターで、デザインを直接するわけではないんですが、要件定義や指示書、仕様設定を行うので、興味深く拝見させていただきました。とても面白い取り組みをされているんだなと思いました。できることなら他の授業も見てみたいな、と思ってしまいました(笑)。

こちらも一足先にビデオをご覧になった,教科書会社の方の感想です。

拝見致しました。教科書をベースにこのような授業を展開できれば,「情報」科目の広がり,深まりが増し,実質的に現場に根付いていくのだろうと思いながらみさせて頂きました。

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2007年1月 6日 (土)

福岡県情報科研究部会第2回研修会無事終了しました。

先日6月7日に実施しました2年生対象「性教育講演」の内容を録音したものを
mp3ファイルにしました。興味のある方は,ダウンロードしてお聴きくださればと思います。

リンク先 「性教育講演」 ファイル「性教育講演H180607.mp3」

「生物教師の作品集」『いのちのエイズ教育』(完全収録済)は,こちらです。

「生物教師の生物学講座」(ユニークな言葉づかいによる生物学の解説)は,こちらです。

Kenshukai2_1 私が事務局長を務めます福岡県高等学校教科等研究会情報科研究部会の第2回研修会を,昨日盛会裡のうちに終えることが出来ました。8月の専門学科情報科研究協議会の投稿以後,ブログの更新を止めておりましたのも,この行事の成功のために,すべての空き時間をさくためでした。更新がないにもかかわらず,この間,度々訪問して下さった方には,この場をお借りして,お礼とお詫びを申し上げたいと思います。

会場として,お借りしました北九州市八幡東区の昴学園総合専門学校にほど近い場所に,天疫神社というお社があります。昨日の帰り,独り参拝し,感謝の祝詞を捧げた後,境内の樹木を眺めておりますと,恥ずかしながら自然に涙があふれてきました。少し前に進んだと思うと,より大きな壁が立ちはだかる,そんな日々を過ごした万感の想いが,一気に流れこんで来たのでしょうか。

12月に最終準備を兼ねた役員会を昴学Teneki_1 園専門学校で実施した際,役員の多くが雪の心配をしました。飛行機が飛ばず,講師の先生がお越しになれない事態も想定する必要があるのでは,といった心配をする方もありました。私は,天疫様にいただいたお守りをずっと身につけ,ただ一つ天候に恵まれることだけを祈念して参りました。

無事成就した暁,お守りをお返ししなければと思ったのですが,そのつもりで参拝したのにいざとなると手放すのが惜しく,どうしてもできませんでした。思い出とともに,一生大切にしまっておこうと思います。

情報科研究部会にさきがけ,3年前からともに活動しています福岡情報教育授業研究会という,私に限りない勇気と力を与えてくれる仲間たちの集いがあります。昨日の研修会におけるディスカッションの中で,パネラーの一人として,教科「情報」という困難があったからこそ,暗闇の中で,お互いに手をつなぎ合い,一歩,一歩前進する中で,本当に強い絆が作れた。教科「情報」の存在に対し,心から感謝すると述べさせていただきました。

研修の内容につきましても,この後,整理をしまして可能な限りこのブログの中でもご報告させていただこうと思います。とり急ぎ,本日の読売新聞北九州版に昨日の記事が掲載されるとともに,ウェブ上でも閲覧可能になったとの知らせが読売新聞の方より届きましたので,ここにリンクを張らせていただきます。掲載された写真は,シンポジウムのディスカッションの模様で,一番右が私です。http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/040/040_070106.htm

何とか今日のうちに北九州版が手に入る地域に出向き,部会の記録用に新聞紙面の方も手に入れたいと考えております。

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2006年8月23日 (水)

全国専門学科情報科研究協議会に参加中です。

専門学科情報科研究協議会の発表資料は,こちらです。

先日6月7日に実施しました
2年生対象「性教育講演」の内容を録音したものを
mp3ファイルにしました。
興味のある方は,ダウンロードして
お聴きくださればと思います。

リンク先 「性教育講演」 ファイル「性教育講演H180607.mp3」

「生物教師の作品集」『いのちのエイズ教育』(完全収録済)は,こちらです。

「生物教師の生物学講座」(ユニークな言葉づかいによる生物学の解説)は,こちらです。

ITシステム科の方向性を探る上で,
もっとも重要な研鑽の場とも言える
全国専門学科情報科研究協議会に参加中です。
昨年度も参加させていただき,
実に多くの示唆に富むご意見をいただきました。

今日,1日目の日程が終了しました。
現在,京都駅近くのホテルに滞在中です。
3つの大学さんの公開講座を受講して,
これでも,結構多忙な夏休みでした。
いろいろとこなさなければならない
頼まれ事等もあり,
悠長にブログを書いている訳
にもいかないだろうとも思いました。
そんなこんなで,更新をさぼり続けて早2ヶ月,
月日がたつのは,あっという間ですね。

今日の1日目の全体会の中で
『マルチメディア系の授業実践』と題して
発表をさせていただきました。
開校2年目を迎えたばかりで,
実践らしい実践もできておらず,
果たして,こんな内容で
専門学科情報科研究協議会にふさわしいだろうか?
と自問自答しながら,論文やプレゼンテーションを
作成してきた日々でした。

とにもかくにも無事終えることができて
ほっとしています。
発表後,質疑応答の中で,
多数の質問をいただきましたし,
休み時間や夕刻の情報交換会の場で,
多くの方々から,
「参考になった」「意を通じる部分が多々あった」
「先生の授業を一度受けてみたい」等の
ありがたいお言葉をいただきました。

忍び寄る不安の中,
恐る恐るの発表でしたので,
このような好評価をいただけるというのは,
望外の喜びです。
このブログの中では,以前から
私の座学に対する考えや,思い入れを
述べてきました。
基本に立ち返って
地道に積み上げてきた実践内容を
認めていただけたようで,
大変うれしく,またありがたく思います。

「ブログをぜひ拝見したい」という声も
多くいただきましたので,
すでに見に来ておられる方があるかもしれません。
この場をお借りして,ご厚情に対し,感謝申し上げます。

冒頭のリンクに,発表論文と
プレゼンテーション配布資料のpdfファイルを
置いています。
必要でしたらダウンロードして
お使いくださればと思います。

明日,2日目は分科会と講演が中心です。
情報学科の運営や教科指導,また進路指導に
ともに汗を流す仲間の実践発表を伺うのが
実に楽しみです。

アウトラインプロセッサで記録を取りつつ,
しっかり耳をすませて聴こうと思っています。
そのためにも,今日ぐらいは早めに休まないと
いけませんね。

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2006年6月22日 (木)

ピクセルアートその後

「生物教師の作品集」『いのちのエイズ教育』(完全収録済)は,こちらです。

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先週は,家庭訪問期間で午後の授業がなく,
「図形と画像の処理」の授業が1回飛んで,
結果的に丸1週間空いてしまいました。

前回ご報告しました「多角形とピクセルアート」実習の
フォローを中心に座学の授業を行いました。
最初に,一人ずつ呼んでレポートを返却しました。
私は,答案返却の際もそうですが,必ず一言評価の言葉を添えて渡します。
寄せてくれる生徒さんの感想の中に,
先生からもらえる「よくできているよ。がんばったね」
を励みに勉強をがんばりましたという内容が多々見受けられます。
このような節目節目での小さな評価活動の大切さを
かみしめているところです。

今回のレポートにおける評価規準は,
結果,考察,感想・意見がきちんと記入できていることです。
多角形やピクセルアートの描画の出来について
+αの部分の評価としています。

その後,一斉授業に入りました。
今回の主眼は,実習を通して生徒さんに
コンピュータグラフィックスにおける
アンチエイリアシング
(ソフトウェア的にはアンチエイリアス)
の重要性を理解させることです。

アンチエイリアシングについて,
現在授業で準教科書として使用している
(「図形と画像の処理の教科書はありません)
『マルチメディア表現-図形と画像の処理-』(実教出版)
には,次のように記載されています。

---------------------------

ペイント系ソフトウエア上で描く線には,
ピクセルが整然と並ぶことによって表されるが
ゆえの特徴があります。
鉛筆ツールで,水平・垂直な線は均―な幅を保って
描くことができるのですが,
斜線や曲線は,階段状にギザギザした状態で
描かれてしまいます。
こうした状態のことをジャギーやエイリアシングなどとよび,
荒れた線のように感じることでしよう。

例えば,ブラシツールで描いた斜線は,描画色(線を描く色)で
ピクセルを階段状に塗ると同時に,背景色(背景の画面の色)との
中間の色で線の周囲を塗っています。
このように、描画色と背景色の中間色のピクセルを加えることによって,
線をぼかした印象にし,見た目でジャギーを
感じさせないようにすることを
アンチエイリアシングといいます。

---------------------------

実際にやってみると,なるほど効果てきめんです。
今回の実習では,描画色は黒,背景色は白ですので,
画面上におけるデータは次のようになります。

描画色 黒( R: 0  G: 0  B: 0  )
背景色 白 ( R:255 G:255 B:255 )

画面上での色すなわち光ですので,
光の三原色である赤(R),緑(G),青(B)の
割合が黒と白では両極端になるわけですね。

さて,ここでアンチエイリアシングに用いる
中間色はどうなるかといいますと

中間色 灰 ( R:128 G:128 B:128 )ですね。
実際に作ってみると,濃いめの灰色になるのがわかります。

最初に,黒でピクセルアートを描いておき,
色を灰色に変えて,階段状になった部分の
まわりに灰色のピクセルを置くとよいわけです。

出来上がった作品を画面上で眺めたり,
印刷したものを見たりすると
なるほど,ジャギー(エイリアシング)が
目立ちません。

応用として,
背景色は同じ「白」の場合,
描画色が「赤」だったら
アンチエイリアシングには何色を用いるか?
みたいな例題をやってみました。
前期期末考査も近づいていますので,
問題演習となると,生徒さんの関心も高まります。

まず,実習でやったケースを次のように板書しました。

描画色 黒( R: 0  G: 0  B: 0  )
 ↓
中間色 灰 ( R:128 G:128 B:128 )
 ↓
背景色 白 ( R:255 G:255 B:255 )

そして,例題のケースを

描画色 赤( R:255  G: 0  B: 0  )
 ↓
中間色    ( R:     G:    B:    )
 ↓
背景色 白 ( R:255 G:255 B:255 )

このように書き,考えさせたのです。

しばらく時間を与え,答え合わせに入りました。
生徒さんは,色については
これまでの経験上,桃色あるいはピンクになる
ことを推測できましたが,
R:G:Bのデータに少し苦労していたようです。

しかし,よく考えてみると
GとBについては,黒-灰-白のケースと同じです。
違うのは,Rだけですが,
これはいずれも255ですから,
中間も同様に255になります。
そのことを説明して,正解を板書しました。

描画色 赤( R:255  G: 0  B: 0  )
 ↓
中間色 桃 ( R:255  G:128 B:128 )
 ↓
背景色 白 ( R:255 G:255 B:255 )

実際に,私もPhotoshopでR:255  G:128 B:128の
色を作ってみました。
どちらかというとあまり美しくない「桃色」といった
感じの色ができました。

このように,R:G:Bのデータを理論的に考えて
中間色を設定することにより,
カラー描画の際もアンチエイリアシングの技術が
黒-灰-白と同じように使えるということを
生徒さん達は理解してくれたようです。

いずれ,本格的なグラフィックス実習に入る際,
大いに役立ててくれるのではないかと期待しています。

また,レポートの考察で出題した
「ピクセルアートは,アンチエイリアスの技法が使えたか。
うまく使えなかったとすると,どうすればアンチエイリアスが
より機能するようになると思うか,考えて書け。」
という課題に対しては,
もちろん,「使えた」という考察も有りであることは
押さえた上で,
黒板に,大きい□をずらしながら上下に並べて,
階段状になった箇所を中間色で埋めた図と,
それよりも小さい□で同様に描いた図とを書き,
どちらがより,ジャギーが目立たないかを
全員どちらかに手を挙げさせて,尋ねてみました。

ある程度の数の生徒さんが,小さい□の方に挙手をしました。
関心・意欲の高さをまず誉め,
今回のように1pixel単位で描画した
ピクセルアートでは,これ以上□を小さくできない
では,どうするか?
とさらに尋ねてみました。
しばらく考えたのち,
「解像度を上げる」という方法を答えた生徒さんがいました。
正解です!

今回の実習では,1時間完結で,という方針もあり
32pixel×32pixelでやりましたが,
これをたとえば128pixel×128pixelでやると
縦・横ともに4倍のpixel数になり
解像度は16倍になることを説明し,
このぐらいの解像度だと
もともとジャギーは目立たないし,
アンチエイリアシングの効果も
さらに高まることを説明しました。

実習でやったばかりの内容であったこともあるのでしょう,
総じて生徒さんの取り組む態度がよく,
充実した1時間の授業にできました。

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2006年6月14日 (水)

ピクセルアート盛り上がりました!

生物教師の作品集「いのちのエイズ教育」(完全収録済)は,こちらです。

生物教師の生物講座(ユニークな言葉づかいによる生物学の解説)は,こちらです。

「図形と画像の処理」で先週に引き続き,
実習を行いました。
ソフトウェアとして用いているのは,
Adobe Photoshop CSです。

福岡県内の場合,多くの普通科高校には
Phtoshop Elementsが入っているようです。
一方,千葉県や大阪府などでは,
国産ソフトの雄,市川ラボラトリー社の
デイジーアートが入っているらしいですね。

私も個人的には,
ディジカメ写真のレタッチなどは,
デイジーアートを利用しているのですが,
プロ養成のITシステム科
マルチメディア専攻が実習の授業で使うソフトウェアとなると
今のところ,やはりPhotoshopということになりますね。

今日,実施した実習は
生徒も大変喜んで,意欲的に取り組みましたし,
Photoshop Elementsでもできそうな内容ですので,
参考になればと思い,紹介します。

テーマとしては,前回の「点・線・面」に続き
「多角形」の描画と
教科書に課題としてあげてある
「ピクセルアート」を取り上げました。
作業時間のほとんどは,
ピクセルアートの方にかけさせましたので,
こちらを中心に書かせていただきます。

Photoshop_2 まず,生徒に
普通科情報総合コースアート系の
「コンピュータデザイン」の教科書に載っている
ピクトグラムをばらばらに切ったものを
くじ引きで1つずつ選ばせました。

生徒からは,一斉に
「当たりだ」「はずれだ」「むずかしい~」
などの声が上がりましたが,
「運も実力のうち」とか何とか言って説得し,
作業にかからせました。

具体的には,プリントにありますように
鉛筆ツールを使い,主に黒のpixelで
見本と同じ絵を描かせました。
さらに,授業で取り上げた
アンチエイリアシング(アンチエイリアス)の
技法を使わせるために,白と黒の中間色である灰色を作るには,
RGBがすべて128になればよいことを
プリントに記載しておきました。

果たして,黒のpixelで概形を描いたのち,
灰色でアンチエイリアシングに挑戦する生徒も
相当数いました。

P1000281 課題が一人ひとり違ったことも
功を奏したのでしょうか,
いつもになく熱心に取り組んでくれたように思います。
作品も立派なレベルのものが続出し,
補助者として入られた先生方や,
教育実習生の方も感嘆の声をあげておられました。
1時間完結の実習としては,
なかなかよいものができたのではないかと
評価しているところです。
次回の授業は,座学に戻り,
今回のプリント(レポート)を返却して,
アンチエイリアシングについて,
理論的に学びを深めさせる予定です。

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2006年6月11日 (日)

「性教育講演」公開します

生物教師の作品集「いのちのエイズ教育」(完全収録済)は,こちらです。

先日6月7日に実施しました
2年生対象「性教育講演」の内容を録音したものを
mp3ファイルにしました。
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リンク先 「性教育講演」 ファイル「性教育講演H180607.mp3」

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2006年6月10日 (土)

マルチメディア系の授業,楽しんでいます

生物教師の作品集「いのちのエイズ教育」(完全収録済)は,こちらです。

現在,ITシステム科2年生の
マルチメディア専攻では,「図形と画像の処理」を,
普通科情報総合コース2年生の
アート系では,「コンピュータデザイン」を,
それぞれ担当しています。

先日,「コンピュータデザイン」
の授業を受けている生徒さんの
考査の際のコメントも掲載いたしました。

今日は,2つの科目の授業実践について
書きたいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「図形と画像の処理」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

マルチメディア表現の基本要素

1 形態
1 点・線・面
    点 ……0次元
    線 ……1次元
    面 ……2次元
    立体……3次元
    時空間…4次元

  点
    点…それ以上小さくしたり,
    分割したりすることができない,
      造形要素の最小単位
       ※造形要素としては,位置を表すと同時に
     大きさをもつ

  コンピュータで処理するディジタル的な造形の世界

   「実習」
    点=pixel(画素)
   …正方形→ペイント系ソフトウェアで実習
 線
    線…点の連続
       ※造形的には,位置と距離に加えて幅の要素をもつ
      
  コンピュータで処理するディジタル的な造形の世界

   「実習」
   線=ラインツールで描いた点の連続
   →ペイント系ソフトウェアで実習
    アンチエイリアシング
    ペイント系ソフトウェアで描く線
      →pixelが整然と並ぶことによって表される
        ↓
       水平・垂直な線…均一な幅を保ち,描ける
       斜線や曲線…階段状にギザギザ状
       =ジャギー,エイリアシング

    面
     点
      ↓連続
      線
      ↓連続
      面
      
       複数の線の交差 → 面(位置と距離)
                     +
                    (量)…要素
      
     点=pixel(画素)…正方形
         ↓
         面でもある
     (与えられた条件との相対関係が影響)
      
      ※造形の基本要素としての点・線・面
              ↓
       それらが用いられる画面の大きさ、
       描かれる画材と状態
       描かれたものを見る視点との距離 などの関係
              ↓
       明確な境界はなく,あいまいに変化

  「実習」
     多角形選択ツール
       …斜線を含んだ面として選択
       
        選択された面を塗りつぶしッールで,塗りつぶし
       
        ※ツールオプションの設定項目
         [アンチエイリアス]を有効
              ↓
         線の表現と同様、ジャギーが目立たなくなる

  「演習問題」
      ■ピクセルアートでキャラクタを描く
    
      ピクセルアート
    …限られたピクセル数の中でイメージ表現を行う
        (ドット絵)  
      
      例)コンピュータのデスクトツプに配されたアイコン
        ビデオゲームのグラフイツクス
      
      ペイント系ソフトウェア
      
       ペンツール,ラインツール,ブラシツール,
       多角形選択ツール,描画色と背景色の設定など
                ↓
       幅64ピクセルx高さ64ピクセルの
    ドキュメントサイズで,学校やクラス,
    クラブ,科目など特定のグループの
       マスコットキャラクタをテーマとした
    ドット絵描写
      
       ※キャラクタの設定
         →人物・動物・植物・モノの擬人化・
       架空の生命体など
      
        点・線・面の基本要素,アンチエイリアシング
     の効果などを考慮
                 ↓
              イメージを視覚化

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
                                
今週,「点・線・面」の実習を行いました。
ソフトウェアとして用いたのは,
Adbe Photoshop CSです。

次のような実習プリントを配付し,
画面の状態をボールペンで描かせました。

Photoshop このレポートは,
「関心・意欲・態度」
「思考・判断」
「技能・表現」
「知識・理解」
といういわゆる4つの観点から
多面的に評価しました。

また,次の時間にレポートの命は,
「考察」であることを説明しました。
「考察」は,英語ではdiscussionであることを板書し,
電子辞書で,discussionの第一の意味を
生徒さんに調べて発表してもらいました。
当然,討論・議論などの意味ですね。

「考察」は,「結果」から,
何か一つでもいいから,新しい事実を見いだし,
それを書くのだという説明をしたのです。
生徒さんは,熱心にその説明を聞いてくれていましたので,
次回のレポートがどうなるか,
今から楽しみにしているところです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「コンピュータデザイン」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

デザインの造形要素

 デザインの目的を把握
   →・目的を果たすためのアイデア
    ・具体的に形づくり
 
  「形態」「色」 「材質感」(テクスチュア)「空間」「時間」

 形態
    デザイン
     作品…最終的に必ずある具体的な形態としてまとめられる
   
    形態とは
      ◆現実的形態
    …実際に存在し,視覚や触覚で直接感じられる形
          □自然形態
           ・有機的形態
              生命感があり,自由で曲線的な形状を示す
           ・無機的形態
              規則正しい秩序のある美しさをもち,幾何学的な形状を示す
          □人工形態
      ◆理念的形態
       …幾何学などで取り扱う視覚や触覚などで知覚できない
      例)点とは何か考える
       
    造形の分野
     理念的形態=純粋形態

    コンピュータ上での形態のあらわし方
      コンピュータ上で扱う図形
      …理念的形態をもとに処理
        →点・線・面・立体を基本形式
      
    理念的形態
      点 = 位置だけあって,大きさがない
      線 = 点が移動した軌跡
      面 = 線が移動した軌跡
      立体= 面が移動した軌跡
      
     純粋形態
      点 = 小さいしるし
       □
       線 = 細くのびたもの,点と点をつないだ形,点が動いた形
       □□□□□□□□□□□
       面 = 物のおもて,物の外部を囲むひろがりの形
        □□□□□□
        □□□□□□
         □□□□□□
         □□□□□□
         □□□□□□
       立体= 三次元の空間的広がりをもつ物体

     基本的形態とそのはたらき
       点
         幾何学における点
         …位置だけのものであり大きさがない
              ↓造形要素とするために
               大きさを与えて視覚化
       
            点に関係をもつほかの要素や背景条件との相対的な関係
               ↓決定
            造形要素として点に見えるか,
                      面として認識されるか
       
            点…ものの存在や位置の概念をあらわすはたらき
       
            点から面への移行…連続的
             →点と面の境界を決定するのはむずかしい
       
            点の理想形=円(さまざまな形も点と感じる)

          点と空間
            点が空間の中で位置
                 ↓
            視線と注意力はこの点に集中
         
            空間の中に2つの点が置かれたとき
         
           ・2つの点が同じ大きさの場合
                 ↓
             点と点の間に心理的な緊張感,張力を知覚

           ・3つの点の存在

             3つの点をむすぶ三角形が強く意識
                ↓
              面として知覚
         
           ※2つ以上の点の大きさが異なる場合
             →注意力はまず大きな点に集中
              次第に小さな点に移動

        線
          線…点が移動した軌跡
       
          線の特性…長さ
           →幅と長さの相対的な関係により,
           面にも線にもなりうる
       
         ※点の移動のしかたにより,
          さまざまな性格の線がうまれる
       
          例)点の移動の方向が一定    → 直線
                    たえず変化 → 曲線

          線のはたらき
            ①方向指示
            ②運動とその軌跡…運動の軌跡をあらわす
            ③領域分割
            ④連結…線の両端にあるものを連結
            ⑤量の表示
            線の長さによって,量の大小をあらわす

        面
         点の拡大
         線の移動
         線の幅の増大
         立体の切断 など
           ↓
           面
       
         ※点の密集,線の集合,線で囲まれたものも
          →面として成立

        立体と空間
     →面を三次元的に移動したり,回転することによって
      立体が成立

      立体化した点・線・面によって取り囲まれた空間
      =立体

      例)室内やコップの内部

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ご覧の通り,2科目似たような内容を
学習しているわけですが,
「図形と画像の処理」の方は,
テキスト(教科書はないので,準教科書です)にも
どんどん実習の内容が出てきます。
当分は,「座学」→「実習」→「座学」→「実習」→…
といったパターンの授業になりそうです。

それに対し,「コンピュータデザイン」の方は,
理論的な学習が必要な内容が多く,
当分は「座学」のみになりそうです。

「コンピュータデザイン」の授業で,
今一つ(ぜいたくな?)悩みを抱えています。
教育実習生が授業を見学しておられることもあり,
きちんとした授業の見本を…と思って,
板書計画に基づき,
単元を予定通り進めていく形にしたいのですが,
授業が盛り上がりすぎて,
ついつい私も乗ってしまい,
直接「コンピュータデザイン」の授業に
関係しないような話題にまで
話が入っていってしまうのです。

たとえば,昨日はこんな風でした。

次元の説明をしようと,

2次元の面の生物である,アリを例に取り,
アリがえさを見つけると,一列になって
進んでいくことを説明し,

「えさを見つけた1匹は,仲間のアリにどうやって,
その情報を伝えるでしょう?」
と問いかけてしまったのです。

すぐに生徒さんの一人が,
「おしりから物質を出すのでしょう」
と答えました。
そこで,やめておけばよかったのですが,
またまた私が,
「正解です」
「それでは,その物質はなんと呼ばれているでしょう?」
とさらなる質問を発してしまいました。

しまった!と思いましたが,
後の祭りでして…。

いったん,そうなってしまうと
生徒は,どんどん思いつくまま答えを言います。
正解はいなかったのですが,
一人が「ホルモン」と答えました。

あぁ…絶望的です。
生粋の生物教師の私に「ホルモン」とは…。

結局,焼き肉屋で出てくる「ホルモン」と
生物学的な用語であるhormoneとは,
根本的に違うこと
(前者は日本語で,後者は英語)

ホルモン,ビタミンそしてフェロモン,
三者の思いがけない関係

などを延々と語るはめになりました。

これを読んで,何それ?
知りたい,聞きたいと思った方がおられたら
危ないですよ。
最近,学校で職員間で話題に上っているらしい?
倉光ワールドにはまりかけていますので…(笑)。

何とか,環境ホルモンにまでは
踏み入ることなく,いったんはそこで
とどまり,デザインに戻ることができました。

生徒さんたちは,もちろん
「環境ホルモン」の話もしてくれ!
と言いましたが…。

前任校で,中学校に出前授業に呼ばれたことが
あります。もちろん理科の教師としてです。

集まった生徒さん・保護者さんに対して,
「ホルモン」「ビタミン」
「フェロモン」「環境ホルモン」の
説明をした際,食い入るような視線で
私の一挙手一投足を見つめておられたのが
印象的でした。
一緒に参観しておられた中学校の理科の先生も
すごく喜んでくれました。
数年前のなつかしい思い出のひとこまです。

授業は,いったんデザインの説明に
戻り,生徒さんがもっている電子辞書で
次元の英単語を引いてもらいました。

dimension という正解を板書し,
「ゲームの世界で最近盛んに使われる
数字1個とアルファベット1個の
組み合わせがありますよね」
と尋ねました。

見当はずれの答えが飛び交った後,
一人の生徒さんが「2D,3D」
と正解を発してくれました。

そこで,私は,我が意を得たとばかり
「そのDこそ,dimension,
すなわち(次元)の頭文字なんですよ」
と説明したのです。

生徒さんたちは,その瞬間,
一斉に大きく目を見開き「あっ」と
小さい声をもらしました。

大成功!です。
計画どおりに,うまく
生徒を引き込むことができ,
授業中でありながら,
教師冥利に尽きるひとときを得ることが
できた私だったのでした。

この後も,3次元→4次元→5次元の話で
盛り上がったり,
「引力」と「重力」の違いを質問されて
スパッと明解に答え,生徒さんの喝采を受けたり,
盛り上がりのうちにチャイムが鳴り,
授業が終わったのです。

なかなか予定通りに進まないのが悩み
というのは,冒頭に書いた通り
心底思っているところですが,
教師も,生徒もともに楽しめる授業というのも
また一つの理想郷なのかな?
と思って自己弁護している私です。

ちなみにこの授業の参加者は,

授業者である私以外に
補助者として,情報の教師1名
       芸術(美術)の教師1名
見学者として,情報の教育実習生1名
の計3名の先生方がおられたのです。

以前も,このブログで書きましたが,
ここまで大勢に見られていると
慣れてしまうものでもありますね。

十数年前,エイズの公開授業をした時には
異常な緊張感のなかにあった私ですが,
今なら,授業公開でも何でも
どんと来いの心境です。

また,来週授業ができる日を楽しみに
週末,教材研究にいそしみたいと思っています。

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2006年6月 9日 (金)

「性教育講演」実施しました

生物教師の作品集「いのちのエイズ教育」(完全収録済)は,こちらです。

先日このブログに書いておりました
本校2年生に対する「性教育講演」が
無事終了しました。

P1000221_1 

与えられた時間は40分間でしたが,
若干オーバーしてしまった
というのが反省点としてあります。

今回,私に講演を依頼された
養護教諭の方は,「生物教師の作品集」に
『いのちのエイズ教育』と題して収録中の講演を
生で聴いた方です。

今日の講演が終わって,いの一番に握手を求められました。
自分も年を重ね,
十年前,聴いたときとは比べものにならないぐらい
今日は感動したとおっしゃいました。

また,私の講演を聴講してあった
昨年度と,本年度の1年生対象の
「性教育講演」の講師である助産師の方からも
強く握手を求められ,今後の連携を呼びかけられました。

私は,今こう考えています。
十年前,情報教育とまったく関わっていなかった私。
そして,現在,
「情報A」や「情報と表現」の授業を通した学び,
また,福岡情報教育授業研究会の中で
話を聴くことができた数々の講演や発表による学び,
情報教育にまつわる多くの“学び”いよって
よりパワーアップした私があるのではないかと。

もちろん,内容についても
日々,移り変わる情勢をふまえ,
新しい話題を取り入れたりもしました。

しかしながら,
語りかけのみで勝負する講演において
「話し方」や「間の取り方」
「目線の配り方」「発問の仕方」
その一つひとつの技術が,
成否を分ける大きな要素となるのです。

一部パワーポイントを使おうか?
資料を用意しようか?
直前までいろいろと悩みましたが,
パワーポイントなし,資料なし
自分の語り一本で勝負!という結論に達しました。
冒頭でその理由を聴いている生徒さんと先生方に
次のように語りました。

-----------------------

私は,嘉穂総合高等学校が
まだ図書館の一室でしかない時に
学校に来ました。

そして,授業のない数ヶ月の間
やがて出会えるであろうみなさんのことを
ずっと待ち望んでいました。
可愛い生徒さんが入学してきて
授業ができる,その日を楽しみに
学校づくりの仕事をしていました。

みなさんは,私の夢であり,大切な宝物です。
一人ひとりが,きらめく宝石であるみなさんを
やさしく磨く,そんな気持ちで語りたいと思います。

今日は,プレゼンテーションソフトは使いません。
資料も用意しようと思えば,
材料はいくらでももっていますが,
あえて使いません。

それは,みなさんに対して
知識を与えようとは思っていないからです。

情報の教師をしている私が
このような話をすると意外だと思われるでしょうが,
私は,ある時から知識は基本的に毒だと
思うようになりました。

情報の教科書には,情報とは,判断する際の知識や
考え方と書いてありますから,
知識を情報に置き換えても
意味はあまり変わらないかと思います。

毒を上手に薄めれば,薬になるように
知識も使い方によっては
人のためになります。

みなさんが,私の話を聴いて
何か一つでも感じてくれることがあったら
ありがたく思います。

私は,今日の講演,心で話すつもりです。
みなさんもどうか心で聴いてください。

-----------------------

テープ起こしをしたわけではありませんので,
正確ではないかも知れませんが,
およそ,このような語りかけで話を
しました。

流れとしては,次のような内容です。

見つめよう“いのち”

 水の奇跡
  青い星地球  水は生命の源。神秘の泉。

 いのちのバトン
     相田 みつを作
    
     父と母で二人
     父と母の両親で四人
     そのまた両親で八人
    
     こうして数えていくと
     十代前で 千二十四人
     二十代前では?
     なんと百万人を越すんです
    
     過去無量の
     いのちのバトンを
     受けついで
     いま ここに
     自分の番を生きている
    
     それがあなたのいのちです
     それがわたしのいのちです

 有性生殖のこと
  有性生殖…遺伝子ミックス
  なぜ,何のため?…平和教育の視点から

 体内受精のこと
  体外受精に比べて,確実性がはるかに高い

 胎生のこと
   人間の大きさと,からだの精密さでは,
   卵生は不可能

 時間とは
   時間とは心臓の鼓動
   胎児の時,24日目ぐらいに心臓形成
      時間=心拍回数→可変
   (アインシュタインの相対性理論を超えて)

 いのちのはじまり
  いつ?どこで?

 大海の一針
   60兆分の1の奇跡
   遺伝子がもっとも近い存在
  =兄弟(骨髄移植のこと)

  いのちの奇跡,そのありがたさ

 エイズの話
  免疫のしくみの素晴らしさ

  HIV(エイズウイルスの怖さ)

  エイズ予防のために
  コンドームで防げるか?

ほんとうは,HIV感染者・エイズ患者
の方の思いや,共生できる社会についても
話をしたかったのですが,
無情にもチャイムが鳴ってしまい,
そこまではたどりつけませんでした。

今回の経験をふまえて,
また,録音した講演内容を
繰り返し聴き直すことによって
自己の「表現力」にさらに磨きをかけたいと
思っています。

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2006年6月 3日 (土)

座学は楽しい!

今年度,私は自分が主として担当する授業として
1年生ITシステム科
 →「情報と表現」
2年生普通科情報総合コースアート系
 →「コンピュータデザイン」
2年生ITシステム科マルチメディア専攻
 →「図形と画像の処理」
の3つを受け持っています。
各2単位ずつの計6単位です。

それ以外は,すべてTTのサブで
1年生普通科情報総合コース
 →「情報C」2クラス
2年生ITシステム科
 →「ネットワークシステム演習Ⅰ」
  (学校設定科目)
2年生ITシステム科マルチメディア専攻
 →「情報実習」
の授業,計8単位をもっています。

メイン+サブで14単位というわけです。

現在の,一週間の楽しみは
「情報と表現」
「コンピュータデザイン」
「図形と画像の処理」
の授業です。
これまで2ヶ月基本的にすべて座学でやってきました。

授業が楽しくて楽しくて仕方がありません。
こちらがそう思って授業をしていますので,
生徒さんもきっとそう感じてくれているのでしょう。
生き生きとした授業ができています。

すべてTTで座学であっても,
私が8単位分そうしているように
やはりサブで先生がついてくださいます。
したがいまして,この2年間
自分一人(と生徒)の授業というのは
一度もありません。
常に衆目にさらした状態で授業をしています。

理科(生物)であれば,いつでも来い
の私ですが,
さすがに昨年度のはじめの方は
毎時間授業をみられることに
恥ずかしさや抵抗感といったものが
少しはありました。
今は,もう全くありません。
我ながら,鍛えられたなと思います(笑)。

先日,県教育委員会の定期学校訪問があり
てっきり次の時間の
「ネットワークシステム演習Ⅰ」
(シスコ・ネットワーキング・アカデミー)の
授業を視察されるだろうと予想していたところ
思いがけず,
私の「図形と画像の処理」の授業を行っている教室に
管理職に案内され入って見えました。

テスト返しの後で,はっぱかけようと
大学で学ぶとは何であるか?みたいな
話をしていたところでした。
多少,???とは思いながら
まったく眼中におかず
話の内容を続けました。

そして,「さあ,それでは教科書を開いてください」
    「新しい単元に入りましょう」と言いながら,
項目を板書し始めたところで出て行かれました。
5分から10分近くぐらいおられたのでしょうか。
後から管理職に伺ったところでは,
熱心に私の話に耳を傾けておられたそうです。

3名見えたうち,もっとも
重い役職の方は
私がエイズ教育の実践家として名を馳せていた頃
近いセクションで仕事をしていた仲間の一人でした。
そんな過去の関係もあったのではないかと思っています。

来週から,同じ地域にある
情報系大学の学生さん1名を
教育実習生として受け入れます。
今日は,その準備も兼ねて
私の「コンピュータデザイン」の授業を見学されました。
もともとこの授業は,
情報科の先生1名と芸術科(美術)の先生1名が
サブで入ってありますので
今日は,3名のゲストを前に授業をしていたことになります。

テスト返しとその説明で
多少の時間を要したこともあり,
自分の感覚ではあと10分程度残っているというところで
無情にもチャイムが鳴りました。
また当分,この続きができないと思うと
悲しかったです。

以前,私は専門であり,私自身大好きな科目でもある
「生物」の授業だから座学が盛り上がり,
うまくいくと思っていました。
「情報」では,到底その域に達することはなく
生徒もあまり乗ってきてはくれないだろうと。

最近,考えが変わりつつあります。
私は,「生物」や「情報」の座学が
得意なのではなく,
「座学」そのものが得意な域に入ってきたのだと。
極端に言うと,題材は何であってもいいと
そう思うのです。

道に落ちているビラが教材なら
それを使って一時間の授業を
自分も生徒も楽しくやれる
そんなことも可能な気がします。

その布石は,やはり十数年前
県下各地はいうに及ばず,他県からも
要請があって出向き
数多くこなしてきた
性教育・エイズ教育の講演だと思います。

あれは,大牟田文化センターの
大ホールを会場に私一人を講師とする
講演会が行われた時だったでしょうか。
演題に上がり,多くの聴衆の方を前にして

「大ホールが満員になるぐらい
こんなに大勢,私の話を聴きに来てくださった。
ああ,ありがたい。ほとんどの方とは,
文字通り一期一会で,今回1回限りの出会いだろう。
心を込めて話そう」

ここまで,思ったとき,ハッ!とひらめいたのです。
「毎日の授業でも,今日のこの気持ちをもってやろう」と。

講演の聴衆とは違って,授業を担当する生徒さんとは
一期一会ではなく,今日も明日も
語りかけるチャンスはあります。
しかしながら,そうは考えず,
毎時間,毎時間,最初で最後のつもりで
一生懸命,授業をやろうと
その時,思ったのです。
以来,この気持ちを忘れたことは一度もありません。

以前,前任校の離任式で語った挨拶の内容を
このブログに掲載しました。
その内容の通り,
本当に一言,一言真心をこめて
語りかけてきました。
その十年あまりの積み重ねが
今,大きく花開こうとしているのだと思います。

来週7日に
本校の2年生対象の
「性教育講演」をすることになりました。
依頼があった日からずっと,
頭の中で腹案を練っています。
いかにして導入部分で
話に引きつけるか,
怖い話,ほろりとする話
そのバランスをいかにとるか
そんなことを考えています。

たたき台にしたいと思って
十数年前,私の講演をテープ起こしした中身が
掲載された研修誌があったことを思い出し
探していました。
ようやく見つけて,読み直してみると
我ながら,よくこれだけの話が当時できたものだと
感心しました。
近いうちにOCRで処理して
私のブログ「生物教師三部作」の1つである
作品集の方に掲載したいと思っています。

今日は,「情報と表現」と
「コンピュータデザイン」の中間考査の解答用紙に
作った“授業の感想と考査勉強で身につけたもの”という
欄に生徒さんが書いてくれたものを
載せておこうと思います。
期末考査の時,今度はいったい
どんな感想を寄せてくれるだろうと
今からわくわくしている私です。

------「情報と表現」------

書いてくれた分について,余すことなく掲載しています

私は,結構,この情報と表現の授業が好きなので,
これからも頑張っていこうと思います。
それに倉光先生の授業はとても分かりやすくて
覚えやすいのでいいと思います。
今回のテストは,うまくできませんでしたが,
それでもまぁまぁ授業の内容を覚えていたので
とてもやりやすかったです。

☆授業の感想☆
あまり理解できなかったりするので,もう少しちゃんと,
先生の話に耳をむけたいです。
分野ごとのチェックプリントみたいなのを作ってほしいです。
☆今回のテスト勉強で身につけた内容☆
暗記力!!

情報と表現の授業では,パソコンばかりをするかと思っていました!
でも,情報の基礎からいろんな意味で学ぶことができました!
この授業から,2年生でシステムかマルチメディアの
どっちに行くかを決めて行きたいです!
文章とか絵だけでは情報が伝わりにくいから,
自分なりに相手に情報が伝わるように
工夫しないといけないことがわかりました。

情報と表現の授業でノートの取り方がうまくなった。
テスト勉強は,メディアのことやディジタル化のことを
よく知れて良かったと思う。

情報と表現の授業は最初分からなかったけど,
だんだんと授業が楽しくなってきたので分かってきた。
これからはもっとむずかしい授業になると思うけど,
ちゃんと先生が書いた事はノートに書いて
分からない事があったら,
先生に聞いていきたいと思います。

自分は「情報と表現」のテスト勉強で
情報の大切さやいろいろな知識を知ることが
出来たので,これからも,
いろいろなことを学んでいきたいです。

情報と表現を勉強してみてメディアでもいろいろな意味があり,
その中でも文字・画像・映像・音声についての
情報を知ることができました。
今回のテストでは,情報伝達について,
身につけることが出来て良かったです。

授業がユニークでおもしろい。
先生の説明もわかりやすい。

情報と表現の授業は,倉光先生が教えて下さった
ノートの取り方だとノートの↓の部分に
自分の書きたいことやイラストなどが書けて,
たいくつしないのが好きです。    
倉光先生の余談も知らないことが多いので
案外勉強になります。
テスト勉強では家で何もやっていませんが,
学校で開始前15分で教科書を見ようと計画していたら,
友達と話し込んでしまいました…無念。
まぁこの経験が次からの考査前の参考になるので身につきました。

ときどき情報と表現の授業で言葉の意味がわからない時があります。
すいませんけど,具体的に教えて下さい。
テスト前にもっとプリント等を下さい。

情報と表現の授業内容はわかりやすく,
先生の体験談などが聞けておもしろい。
自分が情報のことを甘くみていたのがすごくわかったし,
自分の知らないことなどいろんな知識を学び,
自分の力にすることができた。
このテスト勉強や授業などでつちかった知識を
もっともっと活かしていきたい。
倉光先生へお願い
自分に基本情報技術者の資格を取るために
ご教授してください。おねがいします。

情報と表現の授業を受けて,
私は,今まで,情報のことをあまり知らなかったけど,
いろいろな方法で情報の受け手に短時間で分かるようになったり,
いくつか複数のメディアを組み合わせて表現する
ということが分かりました。
今回のテスト勉強で
文字・画像・映像などディジタル信号として
記録できることなどが身につきました。

先生は,色々なことをしゃべってくれるので,とても興味深いです。
これからも役に立つことを話してほしいです。

授業での話を親にすると,博学だといわれるので
1番気をつけて聞いています。
ノートも小学校から書き方に不満があって,
高校に入って1科目だけど新しい書き方になってうれしいし,
わかりやすいです。
注意書きを読んで深く考えなかったけど
文字と絵の注意書きが大事かよくわかりました。

情報と表現の授業は,授業内容以外な事を
わかったりしてとてもおもしろい。

情報と表現の授業はわかりやすいけど
覚えることがたくさんあるのでたいへんです。    

私は授業に関係ない先生の話が好きなので
授業が余った時間があったらもっといろんな話をして下さい。
今回のテスト勉強ではどこをどうすればいいのか
よくわからなかったので
内容的にはあいまいにしか覚えられませんでした。
あとは,先生が授業中に言ってたことは
なんとなく身についていると思います。

日本と地球の形は似ている!?と聞いて,納得できた。
オーストラリアは四国,ユーラシア大陸は本州
などが印象に残りました。

感想
復習などを行う際に,ノートがまとめやすくて助かっています。
身につけたこと
情報のまとめ方や送り方などもよく考えなければいけないと思いました。

------「コンピュータデザイン」------

書いてくれた分について,余すことなく掲載しています

ノートは,毎日1枚ずつ書くので
とても見やすく書きやすいです。
アートは,ただ絵をかくだけでなく
ちゃんとした意味や考えを持って
しなくちゃいけないことを知りました。

コンピュータデザインの授業は,
興味のある話がたくさんあるので,
これにしてよかったと思っています。
これからもコンピュータデザインについて
深く学んでいきたいです。

コンピュータデザインの授業はなかなか楽しい。
あんまりデザインの授業っぽくないで,
すぐ倉光先生の雑談になるけど,
おもしろいし,「そうなんか」とか発見もあるから
どんどん豆知識とか言ってほしい。
あと,コンピュータでのデザインの授業を1回していてないから
何回かしたい。
テスト勉強で身につけたことは
アートとデザインの違いとか?かな。

先生の授業はとてもおもしろいです。

・コンピュータでいろいろ創造したいです。
・倉光先生の授業はおもしろいです。,
・先生は,チョークが嫌いなのがすごくわかります。

まず先生がおもしろいから好きです。
あとテスト勉強はどこをしていいのかわかりませんでした。
次は余裕でできるようにがんばります。

とてもわかりやすく楽しいコンピュータデザインでした。

コンピュータデザインの時間は楽しいです。
授業もわかりやすいです。

学校で初めて習う教科だけど,楽しい。
教科にもいろいろなデザインがあって,
これからの授業のためや自分の感受性や
センスも上がっていくような気がする。
パソコンで,絵を描く授業も,
これからあるみたいなので楽しみです。
テスト勉強は,ルーズリーフに
教科書の線を引いた所を書いていった。

私はコンピュータデザインのおもしろさ,
深さを知りました。
アイデアを探して工夫して出来上がった作品は
とても達成感があるしいいものだと思います。
これからもどんどんデザインの深さを
追求していこうと思います。

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2006年5月31日 (水)

福岡情報教育授業研究会第13回定例研究協議会報告

今日は,2月17日(金)に,
福岡市立春住小学校のパソコン教室を
お借りして実施しました
第13回定例研究協議会の報告をいたします。

福岡情報教育研究会は,平成15年9月に
福岡地区教科「情報」授業研究会としてスタートしました。
第一回の研究会を私の前任校でもある
太宰府高等学校において開催し,
その場で以後,会場として各高等学校を持ち回り
2ヶ月に1回の割合で研究会を行うという
基本線が出来ました。

以後,その路線に則り活動を続けてきています。
第6回からは、小学校・中学校および大学の先生方にも
オブザーバーとして、多数ご参加いただけるようになりました。
そのようないきさつから、
昨年9月に会の2周年を記念して会員資格を高等学校以外に,
また,活動範囲を福岡地区以外に拡大しました。
そして,研究会同様2年間の活動実績をもつ
メーリングリスト参加者を会員とする
「福岡情報教育研究会」に生まれ変わりを果たし,
今日に至っています。
現在県内外で60名を越える会員を有し,
日頃から情報を提供し合ったり、悩み事を共有したりしながら、
こまめに情報交換を行っています。

また,各学校現場のパソコン環境を見学した上での設備面における情報交換を目的の1つとして、下記のような学校を会場として定例研究協議会を実施して参りました。

定例研究協議会の会場は,次のような変遷をたどってきています。

第1回(福岡県立太宰府高校)
第2回(福岡県立城南高校)
第3回(福岡県立宗像高校)
第4回(福岡県立須恵高校)
第5回(福岡県立西福岡高校)
第6回(福岡県立福岡中央高校)
第7回(福岡県立春日高校)
第8回(福岡県立福岡高校)
第9回(東海大学附属東海第五高校)
第10回(福岡県立筑紫高校)
第11回(福岡県立修猷館高校)
第12回(福岡県立光陵高校)

そして,ついに会場校を義務制の小学校に移し,
第13回の定例研究協議会実施となったわけです。

参加者は,小学校1名・高校10名・大学3名の計14名でした。
開会に先立ち,会場校の先生より
展示物の紹介をしていただきました。
印刷できるディジタルカメラ,超広角ディジタルカメラ,
ドイツの絵本および
ウィンドシンセ(リコーダ型エレクトーン)など
興味深い品々を見学することが出来,大いに勉強になりました。

協議会では,最初に参加者全員の自己紹介・近況報告を行い,
意見・質問を出し合いました。
話題は,進数計算,電子メール,著作権教育,
e-ラーニング,動画編集の授業,
そしてシスコネットワーキングアカデミーと多岐に渡り,
今更ながら情報教育の裾野の広がりを感じさせられました。

恒例となっております会場校発表では,
授業支援ソフトを用いて,
小学校における授業の様子を紹介していただきました。
九九の学習ソフトや統合ソフト,
および音楽の時間に活用できるリコーダの模擬授業など
刮目に値する実践の数々に参加者一同,
小学生に戻ったつもりで,しばしパソコンの画面に釘付けになり,
一心不乱にキーボードやマウスをさわりました。

また,担当の先生が参加された
アメリカ最大級の情報教育大会である
NECC(National Educational Computing Conference)の模様や,
平成14年に県の海外派遣研修で行かれた
ドイツにおける情報教育の実態などを,
ビデオ映像を交えて紹介していただくこともできました。

予定の時間があっという間に経過したように感じる
大変中身の濃い発表でした。

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2006年5月29日 (月)

福岡情報教育授業研究会第3回研究発表会報告

ブログ更新を休んでいた間に,
福岡情報教育授業研究会の
第 3回研究発表会………1月15日(日)
第13回定例研究協議会…2月17日(金)
第 4回研究発表会………3月12日(日)
第14回定例研究協議会…5月26日(金)
と4つの行事をとりおこないました。

順に報告をさせていただこうと思います。

まずは,1月15日(日)に,
福岡市中央区にある啓隆社さんの会議室を
お借りして実施しました
第3回研究発表会からです。

参加者全員による,近況報告・研究協議を皮切りに,
発表2本と講演1本をプログラムの骨格として
10:00~16:30という長丁場の研修を実施しました。
最後に,新機軸として,参加者自身が生徒の立場で,
ブレーンストーミングとKJ法を体験する時間も設けました。

それぞれの内容をかいつまんで紹介させていただきます。

私立高校(情報,地歴公民担当)の先生の発表

先生が勤務しておられる学校では,
一歩踏み込んだ高大連携として,
「情報」の授業にテレビ会議システムを用いた
遠隔授業に取り組んでおられるそうです。

講師は,情報系の大学の先生だそうです。
ビデオ映像で紹介していただきましたので,
実際の遠隔授業の様子や生徒の勉強ぶりなど,
生き生きと伝わってきました。

中学校(理科担当)の先生の発表

先生が勤務しておられる学校では,
理科の授業にIT機器を活用し,
生徒の関心・意欲をうまく引き出す取り組みが
なされています。

具体的には,音の速さを生徒に体感させるのに,
ビデオカメラとコンピュータをうまく組み合わせて
用いてあります。

グラウンドでのフィールド・ワークもまじえた
スケールの大きい授業内容にいたく感銘させられました。

地元の大学にお勤めの先生による講演 
テーマ「大学おけるe-ラーニングの現状」

e-ラーニングシステムの研究はもちろん、
テレビ会議の実践等も幅広く行っておられれる先生に
特別にお願いして,講演を行っていただきました。
要旨を紹介させていただきます。

e-ラーニングシステムには、大きく分けて

(1)リアルタイム遠隔講義システム
(2)VOD(Video On Demand)システム
(3)WBT(Web based Training)システム

の3つがありますが、先生ご自身は,
(3)のWBT(Web based Training)システムこそ
e-ラーニングシステムであるとお考えだそうです。

最近のWBTは、コース管理システム等を複合してもっており、
学習履歴管理も可能だそうです。

WBTシステムの機能としては、
Webベースの教材作成・提示、
コミュニケーション機能(メール、掲示板、チャット)、
テスト、テストの採点、成績管理、宿題提出、回収と
いったものがあるそうです。

現在国内で50大学が利用しており、
先生お勤めの大学においては、
全学教育および農学部・工学部などの
各学部での専門講義や
情報基盤センター・留学生センターなど
多方面で利用されているそうです。

現在は学内のみの利用ですが、
将来的には学内外での利用も視野に入れて
研究を進めておられるそうです。

大学で実現している技術は、
近い将来小・中・高の学校現場においても
導入される可能性は大いにありますので、
先端技術の先取りという意味でも
大変意義のある講演だったと思います。

ブレーンストーミング&KJ法体験実習

日頃から,ブレーンストーミング法,
ブレーンライティング法,およびKJ法などに
精力的に取り組んでおられる
県立高校の先生にご指導をお願いし,
数名ずつの班に分かれて実習を行いました。

テーマとしては,広く「情報環境や情報教育の在り方」とし,
各班ごとにさらに細かいテーマを設定して,
ブレーンストーミングを行いました。

具体的には,私が事前に購入しておいた
大きめの付箋紙に,
めいめいテーマに関して思いついたものを
片っ端から書いて,
班に1枚ずつ配付した模造紙に貼っていく
という作業を行いました。

ブレーンストーミングには,次の4つのルールがあります。

(1)批判をしない。
(2)自由に発想し,自由に発言する。
(3)質より量を重視する。
(4)他人の意見に便乗し,発展させる。

実際にやってみると,
最初の1つ2つは時間が少々かかりますが,
その後は,勢いがついてどんどん出てきます。

私の班は,「インターネットに望むもの」
というテーマだったのですが,
みなさんが書いたものを見ると,
現状への不満と将来への期待が織り混ざり,
実に多種多様な意見がありました。

次に適当に模造紙に貼った付箋紙を,
分類する作業に入りました。
付箋紙を一種のカードに見立てたKJ法の体験です。

この段階では,グループ全員で侃々諤々と意見を交わし合い,
大いに盛り上がりました。
たまたま同じグループに,現在は大学の助教授をしている
高校生の時の親友とも呼べる仲間がいたのですが,
二人で口角泡を飛ばして討論していると,
まるで高校時代の昔に返ったようで,
なつかしさがこみ上げ,嬉しく思いました。

そうこうして,各班,模造紙に書かれた
いくつかの囲みの中に,付箋紙を貼る作業を終えて,
全体協議に入りました。

各班の代表者が,テーマと討論の過程,
結果として出来上がった模造紙の中身の紹介などをしながら,
さらに自由に意見を交わし合いました。

予定した1時間半という時間が,
あっという間に過ぎた気がするほど,
楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
このような実習であれば,
普通教室でも十分できますし,
テーマをうまく設定すれば,
生徒も大いに乗ってくるのではないか
という手応えが得られました。

読まれた方は,押していただくと嬉しいです。
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2006年5月28日 (日)

近況報告です。

長らくのご無沙汰をしてしまいました。

長期にわたり,更新を怠け続けたにも
かかわらず,訪問してくださった方には
お礼の言葉もありません。
ありがとうございます。

かつての教え子さんたちから
コメントをいただいたりもしていたようで
遅ればせながら,返事を書かせて
いただきました。

今年度は,4年に1度という教科書改訂の
大きな節目の年でもあり,
平成18年の年明けから
本職の「生物」と
現在の専門?「情報」と
両方の仕事の依頼を多数受けました。

最近では,東京書籍さんから
新しい教科書の座学部分の
板書例作成を依頼され,作っています。
さっそく,こちらの方も
Eネットのトップページ
リンクを貼らせていただきました。

トップページの
特報!! の「ぜひお読み下さい」
という名前で板書例へのリンクを作って
いただいています。
残った分の単元につきましても
鋭意作成中です。
座学の授業の際の参考にしていただけると
大変嬉しく思います。
感想・ご意見等をこのブログの
コメント欄を利用して
お寄せ下さるとありがたいです。

学校の業務の方でも
2月,3月は特別な仕事があり,
超多忙を極めておりました。
私は,学科主任を務めておりますので,
その責任たるや重大なものがあるのです。

年度はじめの忙しさも峠を越え,
ようやく生活に少し落ち着きが生まれてきたかな?と思います。
ブログ書きを一時中断してまで
やり続けけてきた大仕事も
ほぼ終えることができました。

今後も,情報発信に値する内容を厳選しながら,
書いていきたいと思っています。

本題の近況報告ですが,
本年度も学校の仕事としては,
ITシステム科主任と
情報管理部主任を受け持っています。
新設2年目になり,
科の生徒が2学年にまたがりましたので,
いよいよ学科主任としての本領発揮と
いったところです。

情報管理部の主な仕事は,
ネットワークや機器の維持・管理と
広報活動です。
今年度は,毎月中学生向けの
PR誌を作ることと,こまめな
ウェブサイトの更新を目標に掲げて
活動しているところです。

図書館の仕事も昨年同様
情報管理部主管となっていますが,
主任業務は若手に任せて一線から退きました。
また,PTA広報の仕事も
同じく別の若手メンバーに
お願いしました。

ということで,
昨年度9月22日付けのブログで書いておりました

・ITシステム科学科主任
・情報管理部主任
・図書主任(図書館業務は、情報管理部の管轄)
・情報科教科主任
・教育情報化推進主任 
・ネットワーク管理者
・新築移転設備計画委員
・教育課程検討委員
・学校活性化委員 
・PTA広報委員会副委員長
・再編整備図書・視聴覚小委員会委員長
・インターンシップ企画委員
・文化祭実行委員

という多数の業務のうち,
いくつかが減り,今のところ

・ITシステム科学科主任
・情報管理部主任
・情報科教科主任
・教育情報化推進主任 
・ネットワーク管理者
・教育課程検討委員
・学校活性化委員 
・インターンシップ企画委員

こんな感じです。
少しは楽になったという印象ですね。

学校業務以外では,
福岡県情報科研究部会事務局長の仕事と
福岡情報教育授業研究会の代表の仕事を
担っています。

後者の研究会の方は,2年半の歴史があり,
体制も整っていますので,順調に運営できています。
先日26日(金)に第14回定例研究協議会を
博多学園博多高校さんを会場にお借りし,
無事やり終えることが出来ました。
この報告は,また改めてさせていただきます。

前者の部会の方は,組織が大きい上に,
体制がまだ十分整い切れておりませんので,
なかなか活動を進められないという
もどかしさがあります。
とはいえ,やるべき行事関係については
現在,各方面と折衝しながら
粛々と進めているところです。

個人的には,今年度はじまった
九州工業大学情報工学部さんの
「情報」専修免許 免許法認定公開講座を受講します。
実は,明日(というか今日ですね)が
その第一回の講義です。
科目名は,「計算機システム特論」という
難しそうなものです(笑)。
日曜日で,娘の運動会と重なってもいますから
天気次第では,朝公開講座に行って,
午前中の講義を受けたあと,
いったん,運動会に出向いて
再度講義に戻るという
行ったり来たりの一日になりそうです(笑)。

各科目1/5しか欠席が認められませんので,
何とかぎりぎり単位取得ができるという線です。
厳しいですね。
休んだ分は,Apache,MySQL,PHPおよびXoops等を
使って作られているmoodleというe-ラーニングシステムを
用いながら,Web上で勉強できるようにしてくださるそうです。
ありがたいですね。

平成12年の3月に九州大学で
新教科「情報」現職教員等講習会講師の研究協議会で
5日間真剣に学んだ
当時の真新しい気持ちに戻って
しっかりと勉強させていただこうと思っています。

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2005年12月31日 (土)

ようやく年賀状を出し終えました

今し方、予定したすべての年賀状を書き終え、
郵便局に出してきました。
遠方の方から順に書いては出してを
繰り返したのです。
最初に他県の方の分を投函したのは、
26日の朝でしたから、
それから6日がかり
(途中2日間中断あり)で
県内の方の分を
仕上げたことになります。

昨年度が異動の挨拶も兼ねて、
200枚ほどだったのですが、
今回は何と倍増の400枚を
優に超える枚数になりました。
今年一年の間に知り合い、
名刺交換をした方には
原則としてお出ししたからです。

宛先と、文面のベースは
プリンタで印刷しましたが、
全員の方に4,5行ずつ
手書きで挨拶文を書きました。
手書きで一言添えるというのは、
年賀状を書くに当たって
常に心がけてきたことではあります。

今だからこそ、書けますが
昨年は、暮れの27日夜に
交通事故に遭い、
救急車で病院に運ばれ
入院しておりました。
年賀状を作るどころの話ではなく、
寝たきり状態でした。

幸い、宛先リストと文面は
完成していましたので、
データを弟に取りに来てもらい
印刷から投函まで
すべてやってもらいました。
したがいまして、
手書き添えも当然ありませんでした。
付き合いの長い方は
「?」と思われたかもしれませんね。
実はこういう事情だったのです。

今、こうして
私の手元にある名刺や、
書き終えたばかりで
感触がまだ手に残っている
各地に運ばれていくであろう
莫大な量の年賀状の数々が
この一年間の私の仕事が
いかに充実していたかを
雄弁に物語ってくれるように思います。

このブログの中で、
たびたび書かせていただいておりますが、
情報教育に携わるようになって
人と人とのつながりや絆といったものを
より強く意識するようになりました。
もし私が、生物教師のままだったら
これほどたくさんの名刺は
手元にないでしょうし、
年賀状の枚数もあまり増えなかったでしょう。

12月3日に終えた
実教出版さんの
教科「情報」授業支援セミナーが
今年最後の大仕事と思っていましたら、
思いがけず、
27日に大学生協九州事業連合さんの
パソコンスキルアップ講座で
高校現場の様子を語って欲しいという
依頼を受け、
ここ数週間はその準備にかかりきりでした。
並行して年賀状の作成も行い、
ようやくそれらすべてを
終えることができたという訳です。

忙しさにかまけて
怠けがちだったこのブログですが、
年明けからは、
初心に帰って
またこまめに書かせていただこうと思っています。
ご訪問くださった方、
来年もどうぞよろしく
お願い申し上げます。

以前、予告をしておりました
日本文教出版さんのICT-Education28号
寄稿させていただきました原稿が
バックナンバーとしてウェブに掲載されました。
ご一読くださると幸いです。

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